へたうまに乗る

自分で描いたへたなイラストを挿絵に日々の出来事を切り取って紹介します。

2018-01-01から1年間の記事一覧

思い込みは まじ重い

私が生まれ育った場所は四国の片田舎だ。家の前には山がそびえ立ち、家の後ろには田んぼが地平線まで広がっている。乗用車よりも農作業車の台数の方が多い地域だ。 線路は単線で1時間に一回程度、「ワンマン」と表記した一両の電車が申し訳なさそうにスゥッ…

どうせなら…

「どうせならこうしてくれればいいのに…」自分の力ではどうにもならないことに、日常生活の中で多々出会うことがある。わずかな希望とどうしようもないことを理解している諦めが入り混じったあの感覚、なんともいえないわびさびを感じる。

ビジネスメールを略す行為に憤慨している

略語というものがある。「略しても意味は通じるんだから省略しちゃおうぜ」という怠惰な意思のもと作られた言葉たちだ。『スマートフォン』を『スマホ』、『高等学校』を『高校』、『ハリーポッター』を『ハリポタ』など、主に名詞を略しているのが一般的な…

うちの奥さん半端ないって!

「奥さん半端ないってもぉー!」《アイツ半端ないってほんとに》 「アイツ半端ないって!」《意味わからんかったな》「後ろ向きでベッドでめっちゃ寝るもん… そんなんできひんやん普通、そんなんできる?言うといてや、結婚する前に…」

これからの「天気」の話をしよう

時は平成最後の年、2018年も終わりが見え始めた11月。人々は平成30年をこう振り返るだろう。「とんでもない年だった」と。そんな激動の年、男は思い立った。「髪を切ろう」と。

ブラジリアンワックスとバンジージャンプは精神的によく似ている

ブラジリアンワックスをご存知だろうか。 簡単に言うと固形のワックスを電子レンジで温めてドロドロにした後、脱毛したい部分に塗りたくり、冷えて固まったワックスをはがすことで体毛を抜くことができる美容アイテムだ。

「君の膵臓を食べたい」をこれから観ようと思っている人は絶対に見てはいけない

「君の膵臓を食べたい」という作品をご存知だろうか。もともとは小説で、その後実写映画化、アニメ映画化された作品である。

公園で焼きそばの湯切りをした君に届け

私は公園が好きだ。特に昼下がりの、ゆっくりと時間が過ぎる公園が大好きだ。子供達が元気にはしゃぎ、カップルがベンチに腰掛けてはにかみ合い、野鳥のさえずりが心を穏やかにしてくれる。そのような空間で弁当を食べていると、仕事を忘れ、安らかな気持ち…

エアギターがうるさい

某有名アーティストのライブに行ってきた。 2018年9月21日に結成30周年を迎えた●'z。日本で最もCDを売り上げているモンスターバンドである。これまでのCD売上枚数は2018年8月時点で約8200万枚。単純計算すると1分間に12枚売れている計算になる。